人生短し走れよ私

人生のピークを過去に設定するにはまだ早いんじゃない?

最近の色々な話

おつかれさまです。最近は在宅勤務が続き腰が死にそうですが、皆さまご健勝でしょうか。まだ決算が締まらないので若干余裕がありますが、コロナの影響で日ごろより早く仕事もバタついてまいりました。本日も繁忙期の気分転換がてら、なんか色々書きます。

最近の会計周りのお話

会計士っぽいことを書くと、有価証券報告書の提出延期の検討やコロナの影響によると考えられる減損処理の見積りに関するニュースがありましたね。

前者については会社法株主総会辺りをどうにかしてくれないとあまり意味がないって話があったり、そもそもコロナの影響はほとんどの会社で後発事象で注記がなされるはずなので、今回の3月末決算の数値が意思決定に有用かどうか微妙なところがあったり、今期の決算数値の意味は日ごろより小さいのではないかなあと個人的には思います。上場会社かつ12月・3月決算の会社は6月末に四半期レビューですが、そっちの方がよほど重要ではないかと。でも監査水準はレビューレベルに落ちるので、本当にそれでいいのかなあとは思います。でもとりあえず年度監査はしないといけないので、繁忙期は普通にやってきてますし、ゆっくりな日曜日は今日が最後ですね。

上の記事はもしかしたら有料記事かもしれませんが、気になった人は調べてみてください。

最近の生活の話

こんな記事を書いたのはもう1か月前ですか。ストイックという言葉がこれほど似合う生活はそうないのではないかと自負できる生活を送っております。

そもそも仕事に全力を尽くし、IELTS7.5を取得できるだけの英語力をつけるための努力を怠らず、アクチュアリー試験3科目の勉強を並行しながら金策に走るというプラン自体が無茶苦茶なんですよね。健康維持のために筋トレや有酸素もやって、読書等もしているので、なんかもうわけわからない生活を送っております。正直自分でもなぜ生活が回っているのかよくわかりません。

在宅勤務で助かっているのが、コアタイムなしのフレックスになったことですかね。生活をリズムを自分である程度コントロールできるようになりました。

平日というか仕事する日は7時に起き、8時に仕事始め、途中昼休み挟んで21時くらいまで仕事して、それから数学、英語、運動をします。大体0時くらいに倒れこむように就寝し、また7時に起きます。生活に困らない社会人が業務に必要ない勉強を生活に組み込むときに要求されるのは狂気です。

また予算と栄養価のバランスを熟慮した結果、主食は卵かけご飯とちくわが採用されました。ヨーグルトやドライフルーツなども食べていますが、飽食からはかけ離れたものを食べています。お陰様で健康体ですが体重が50kg台まで落ちました。みんなは真似しちゃだめだぞ。

とち狂った生活をしておりますが、昨日の自分と最低でも引き分けることを目標に日々を過ごしております。なんで自分と比べるかって? こんな生活している人間が周囲に一人もいないからです。それに伴って強い下方圧力も働いておりますが、それはまた別の機会にでもお話しましょう。

最近考えていること

お時間なければここだけお読みください。

今の生活は死ぬほど辛いけど皆を勇気づけるヒーローになるため折れないし負けない。

特撮ヒーローになりたいって今でも思ってる話

さて日曜日の朝と言えば特撮ヒーローものですね。今年は令和初の戦隊ヒーローでキラメイジャーという作品が放映されています。

まだ序盤なので作品へのコメントは控えますが、形態としては割と好きな部類です。

ヒーローといえば、随分昔にこんな記事を書きました。

留学中の記事は全般的にくらったい記事が多いのですが、こちらも満たされない何かに振り回される幼稚な自分が思いの淵を吐き出していて、なんだか懐かしいなあと思いました。

実はまだ私はヒーローになることを諦めてはいません。

OB訪問の話

話は変わりますが、最近OB訪問を受けることがよくありまして。一応私は色々やってきていた(長期留学、国家公務員総合職、外資就活、公認会計士試験、アクチュアリー試験)ので、他の人より「ハッシュタグ」多めな人間なんですよね。私は大学のキャリアセンターとか大嫌いなので、そういう公式ルートからはこないのですが、主体性のある学生は何らかの方法で私に連絡してきます。

私もコーチングには非常に関心があるため、よほど仕事が切羽詰まっていない限りOB訪問は受けることにしています。学生たちのお話からこちらも学ぶことが多いです。

大体学生さんたちは、「会計士目指してるんですけどどんな事すればよいですか」とか「留学に関心あるんですが、どんな経験が積めますか」みたいな質問を引っ提げてやってきます。

私は大体いつもこう訊き返します。「なぜそれを志した(進路として考えた)のですか」と。ソクラテス的というか、ヘーゲル的というか、私は答えのない議論が好きなので、こんな風に学生さんたちの深層で考えていることを知ろうとします。

大体の学生さんたちは虚を突かれた顔をします。何か具体的な「答え」を知ろうとして会いに来た、なんか色々やっている先輩がいきなり逆質問をしてくるのですからその気持ちはわかります。私は続けて、「何かこれといった答えが欲しいなら、別の先輩かキャリアセンターにでも聞きにいってね。私は貴方の目的を考えるお手伝いがしたいんだ」と言います。大体この辺で美味しいものが出てくるので(私は学生時代してもらったように、OB訪問の時にはどんなにお金がなくても美味しいものをご馳走します)、一回ご飯を挟んでお話に戻ります。

あとはお話を聴くことに徹します。たまに質問も入れますが、彼ら彼女らが考えていることが少しでも深まるといいなあと思って数時間を過ごします。こんな感じの先輩はあまりいないのか、割と満足度が高いようで、最近は口コミで縁もゆかりもない人から連絡が来たりするから面白い。知り合いに○○目指してる人いるんで紹介したいんですけど連絡先教えても良いですか、って結構来る。

失敗ばかりの私の人生もそれほど無駄ではなかった

そんなこともありまして、私はなかなか人生迷走していましたが、結構たくさんの後輩から感謝のご連絡が来ることも多くあり、色々経験しといて良かったなと思うようになりました。

で最初のお話に戻るんですが、失敗や挫折に負けないことから勇気を与えることってできるんだなと。それは私の考えるヒーローだなと。

最近の私だけを知っている人はなんと輝かしいキャリアを歩んできたのかみたいな空気になりがちですが、冷静に考えて私は3つの大学を6年かけてようやく卒業して、会計士試験に1年かけたので同期から3年遅れをとっているアラサーおっさんであり、大学受験も失敗して、留学でも成績こそとっているものの精神を病み、就活では第一志望の企業には行けず、結局学部での勉強が活かされない職業に就いています。そして常人には理解しがたい理由からアクチュアリー試験MBAと修了考査と仕事を並行する狂った生活をしているわけです。

でも私とお話して、未来が明るくなりました、勇気がわきました、元気が出てきましたって言ってくれる人も大勢います。それは私が失敗や挫折の苦しみを良く分かっているからかなと最近感じます。

まだ力が足りないので世界を守るヒーローにはなれないかもしれないけれども、ローカルな世界で数人救うヒーローにはなれそうだと思いました。上記記事は4年前の私が書いています。丁度高校の同期は就職活動していて、留学も終盤で精神的にかなりきつかった記憶があります。こうした経験もなにかの役に立つんだなと思うとともに、もっと多くの人を勇気づけるべく挑戦し続ける、負けないで踏ん張ることが大事なんだなと今の学生さんたちと話して感じました。

だらだら書きましたが、総括すると、今の生活は死ぬほど辛いけど皆を勇気づけるヒーローになるため負けないということです。腹を決めてやるだけさ、意味は後からついてくる、そう4年前の私にメッセージを残して筆をおきたいと思います。