胸襟を少しだけ開きたい

大学生が考えたことをつらつら書いていくブログ。本日の昼食から留学生活、勉強法から料理まで手広くカバー。

Enjoy thinking!

L'homme n'est qu'un roseau, le plus faible de la nature, mais c'est un roseau pensant.

遊んでる時・休んでる時に罪悪感を覚えない方法

勉強中眠いときや、どうしてもやる気が起きないときってありますよね。そんなときは気分転換に何かをしてリフレッシュしようとか、そういうアドバイスを受けた方も多いと思います。ところが、友達と遊んだり趣味をしているとき、何か罪悪感のようなものを覚える方はいらっしゃいませんか。

周りの受験生は勉強しているのに自分だけ遊んでいて良いのか、今遊んでいるのは自分が甘いからではないのか、このように考えてしまう人もいると思います。私も大学受験生の時に同様のことを考えました。こういう風に考えてしまうと、せっかくの楽しい気分転換も台無しになってしまいます。ということで今回は、この罪悪感を消してしまう考え方を紹介してみたいと思います。

気分転換の意味

まずなぜ気分転換を必要とするのかを考えてみます。勉強をしていると、時間経過によって集中力が失われていきます。もし勉強の成果が集中力のみに依存する(集中力だけで勉強の成果が決まる)ならば、単位時間当たりの成果は、時間経過によってどんどん少なくなっていくことになります。ですから、勉強をし続けるとだんだんと時間対効果が下がっていくことになります。

ここで気分転換の登場です。例えば軽い運動をするであるとか、リビングでテレビを見るとか、そういった行動をすることによって、リフレッシュできて失われた集中力が回復します。すると勉強の効率も元の状態に戻ります。そして休憩後は勉強が捗ります。したがって、いくつかの仮定を置いてはいますが、気分転換は失われた学習効率をリセットする効果があると考えられます。勉強をやめて寝てしまうのもマクロで見れば集中力の回復ということができます。落ち切った集中力を回復し、次の日の学習効率を上げることが可能だからです。

気分転換が必要である理由

前項では、気分転換は学習効率の源である集中力の回復に一役買っているということを説明しました。次に、適当なタイミングでの気分転換が必要である理由について話したいと思います。

ここから軽く数学を用いるので、結論まですっ飛ばしても大丈夫です。

勉強の成果は集中力とやった時間で決まると仮定します。例えば集中力10の状態で1時間勉強したら10の成果が出るとしましょう。前項でお話した通り、集中力は時間経過によって減少していきます。ここでは勉強開始時に10あって、1時間ごとに2ずつ減っていくということにしましょうか。そして0になった後はずーっと0ということにします。

この場合、勉強時間をtとおくと、集中力の時間に対する関数はf(t)=10-2t (0≤t≤5), f(t)=0 (t>5)ということになります。勉強の成果はf(t)をtで積分した値で表せるため、F(t)=10t-t^2 (0≤t≤5), F(t)=25 (t>5)となります。例えば3時間勉強をした場合、成果は21となります。この時、成果が最大となる時のtは、当たり前ですが、t=5ということになります。そして気分転換は1時間消費して集中力を10まで回復できるとします。

今10時間(だいたい受験生が1日勉強するとこんなもんかな?)が与えられたとして、気分転換なしで勉強してもF(10)=25の成果しか得られません。対して1回気分転換を入れると、成果の合計はF(x,y)=10x-x^2+10y-y^2 (0≤x,y≤5) s.t. x+y=9 (xは気分転換前の勉強時間、yは気分転換後の勉強時間)となります。これを解くと成果の最大値は気分転換の前後に4.5時間ずつ勉強したパターンになります。同様に2回気分転換をする場合は、F(x,y,z)=10x-x^2+10y-y^2+10z-z^2 (0≤x,y,z≤5) s.t. x+y+z=8となります。同様にすると、2時間40分に一回気分転換を入れると成果が最大になります。今回のケースでは、気分転換2回が最大の成果を得られます。このように、適切なタイミングで2時間気分転換を入れるということが限られた時間での学習成果を最大化することにつながります。

ここまで数学のお話でした。読んでなくても何の問題もありません。

直感的に考えてもだらだら長く勉強するよりは、うまく気分転換することでリフレッシュして効率よく勉強することができますよね。したがって、気分転換は勉強の成果を出すのに必要なものになります。

気分転換をどう考えるか

ここまで読んでくださった皆さんは、気分転換は勉強の成果を上げるために必要だということがわかって頂けたと思います。これは即ち、気分転換も目標達成のためになくてはならないことということを意味します。ですから、罪悪感なんて覚えなくても良いのです。気分転換している時も、貴方は目標に向かって突き進んでいることになります。意識すべきことは、全力で気分転換をすることで、やる気と集中力を回復させることです。

 

このように考えると、遊んだり休憩したりすることにも罪悪感を覚えにくくなるのではないでしょうか。うまーく息を抜きながら勉強していきたいですね。