国総のセミナーを行いました
皆さんこんにちは。今回は大学で行った国家総合職のセミナーについて感想でも書いていこうかなと思います。
実施のきっかけ
うちの大学って、国家総合職を受験する学生がほとんどいないんですよね。地方上級とか特別区は多いのですが、なぜか国家総合職は受けたがらない。今年は珍しく2人が受験して、2人とも最終合格。私も含めて3人で官庁訪問したのですが、おそらくうちの大学では初めてではないでしょうか。ちなみに受験生自体が少ないので、合格率は100%という東大生もびっくりの合格実績をたたき出しております。
さて、官庁訪問を終えた私たち3人が痛感したことの一つに、圧倒的な数の優位性がありました。情報にしろ何にしろ、受験者数の多寡は結果に大きく影響すると思いました。そこでうちの大学でも受験を推進した方が良いのではないかと考え、セミナーの開催を企画しました。
しかしその難易度から、どこぞの就職課のように受験だけを煽るのもよろしくないと思ったので、
- 国家総合職の魅力
- 目指すことのリスク
をしっかり平等に伝えることを意識して発表のアウトラインを作りました。たまたま法律・教養・経済の合格者が揃っていたので、中身も偏りなくできたかなと思っています。
事前準備
やると決まったら色々準備をする必要があります。発表スライドの準備や場所と時間帯の設定、事前の宣伝などです。まあスライドとか発表の中身に関しては特に悩むこともなくサクサクできたのですが、問題はハード面でした。まず場所なのですが、大学の共用スペースを借りることにしました。申請したのですがその返事が全く来ない。何が問題かというと、場所と時間帯が決まらないことには宣伝ができないんですよね。集客ができないと、セミナーを実施する意味がなくなってしまいます。結局連絡が来たのが1週間前くらい。そこから宣伝広告文を作成して各種SNSで拡散をしました。特に1,2年生向けに作ったのですが、私たちは既に4年生。つながりある後輩に拡散を頼んだり、シェア機能を使って頂いたり、イマイチ実感のわかないまま本番に突入しました。
本番の話
発表時間前に会場に来てくださった学生の数は十数名。個人的にはもう少し集まってほしかったのですが、テーマがニッチなのでしょうがないかなという感じ。発表は1時間の2部構成で、最初は概要説明などを行い、後半はパネルセッションのように自由に会話する形式で行いました。特に後半では私たちの気持ちベースでラフにすることができました。質疑応答も沈黙が続くこともなく、全体として和気あいあいと発表できたかなと思います。
全体を通した感想
準備から発表まで、忙しい中でやや時間が取られましたが、やってよかったなと思います。特に官庁訪問のリアルな状況など、私たちでなければ伝えられないものを、参加者の皆さんと共有できたのは意義のあることではないかと考えています。彼ら彼女らが受験するにせよしないにせよ、国家総合職という選択肢が職業を選ぶ際に存在するということを知らせることができただけでも良かったのかなと思います。勉強法などについてこのブログも宣伝してしまったので、なるだけ早くに記事を書かないとなあとも思っております。いずれにしても、忙しい中来てくださった参加者の方には感謝したいです。
近況の報告
随分と御無沙汰してしまいました。もう今年も終わりですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。久しぶりの記事になってしまったので、少し近況を記しておきたいと思います。
大学の話
現在は就活中ですが、少しだけ大学にも顔を出しています。ゼミと一般教養を1つだけ履修していますが、特筆すべきことはありません。講義のほかには、初級マクロと中級マクロ経済学のTAを2クラス分担当しています。どちらかというと、こちらの方が大変だったりします。宿題の採点や週に1回のオフィスアワーを担当していますが、就活とのスケジュール調整が厳しい時があります。まあゆるゆる働いてお給料もらえるので文句言う立場ではないです。ただ時給が最低賃金なのはどうにかならないのかと。
就活の話
こちらがメインの活動となります。官庁訪問終了後から本格的に就活を始めまして、現在は外資系企業の本選考と日系企業のインターンに臨んでいます。コンサルとか金融、IT企業をメインに見ていますが、社会には色々な企業があるなと驚いています。10月には従業員数3人のベンチャー企業でのインターンも行い、数万人規模の企業から小規模な企業まで様々な働き方を勉強しています。企業に何の制限もなく潜り込めるのは学生の特権なので、志望業界に限らず色々見ていこうと思っています。せっかく就活もしているので、その様子も記事にできればと思います。
それ以外の話
留学から帰国後にルームシェアをしているのですが、最近は時間に余裕もできてきたので、自炊をきちんとするようになりました。お金がないので安い材料しか買えないのですが、それらをどう美味しく調理するかに注力しています。最近欲しいものはよく切れる包丁です。なまくらな包丁で肉を切るのは難しいです。
以上私の近況でした。最近このブログを読んでいる友人から更新しろよとせっつかれているので、ちょいちょい更新していきたいと思います。できないかもしれません。
私の人生は補欠なのか
先日Facebookにこのような記事が流れてきました。
まあ記事で言われている"ポテンシャルの高い奴"がいつの間にやら外見やおしゃれになっているので、何が言いたいのかよくわからなかったのですが、人生補欠論は誰しも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
向上心をもって頑張る人ほどある種の壁にぶち当たる可能性が高くなります。スポーツしかり勉学しかり、頑張っていると必ずこいつには敵わないと思わされる奴に遭遇します。そんなときどうするかですよ。そいつがレギュラーで自分は補欠なこと、もしくはベンチにすら入れていないことも薄々自覚している。しかしゲームみたいに人生を放り投げるわけにもいきません。どうにか折り合いをつけて生きていく必要があります。
この問題は長い時間悩んできていますが、いまだに良い解答が思い浮かびません。しかしbetterな考えは思い浮かぶようになりました。
バットを持たずにボールを蹴ってみる
戦うフィールドを変えるというのは良い手かもしれません。別に野球にこだわらなくてもサッカーでも卓球でも色々あります。苦手な分野から撤退するのもひとつの手だと思います。苦手なことは他の誰かにやってもらいましょう。
視点を変えてみる
もしトップの人しかいらないならば、失業率99%になっていることでしょう。会社の数だけ社長をできる人材は求められています。世の中同業他社だらけです。上から数えて325967番目くらいでも必要とされるかもしれません。
最近就活をしているのですが、マッチングや相性って本当にあるんだなあと思います。そういう意味では、ある瞬間補欠であっても、次の瞬間にレギュラーになっているということも十分にあり得るんじゃないかなあと思います。記事でも言及されていますが、チャンスが回ってきた時活躍できるように日々の鍛錬は大事になりますね。
MOSを受けてきました
こないだMicrosoft Office SpecialistのWordとExcelを受けてきました。俗にMOSなんて呼ばれている民間資格ですね。就職活動に向けて取得する学生が多い資格のひとつです。概要はリンク先を覗いてみてください。
受けた理由なんですけど、単純に暇つぶしになります。官庁訪問終わって5卒で就活始めたのですが、あの怒涛の日々がウソのように暇になりました。もちろんインターンの応募でバタバタしてはいるのですが、なんというか頭使わない生活になりました。頭は使わないと錆びる気がしたので、なんか勉強でもしてみるかと思いました。googleで「就活 資格」と検索すると、TOEICや簿記、日経TESTやMOSが便利だとわかりました。時間もあるので、頭の体操も兼ねて取っていこうかなと思ったのです。
とまあなんとも適当な理由で始めたのですが、意外と知らなかった機能も多く、普通に実用的だなあと思いました。合格には1科目10時間もやれば十分でしょう。最大のネックは受験料です。MOS2013は学割があるのですが、それを使ってなお税込8000円超えるんです。マイクロソフトは学生をなめてるとしか思えない。MOSにはエキスパートと呼ばれる上位資格がありまして、それとっても良いのですが、真剣にお金がないです。
次の目標は簿記2級ですね。私の弟がすでに簿記2級に合格しているのですが、知識ゼロからスタートで2か月で受かると言ってるのでそれを信じてまだ手を付けていません。簿記の勉強法とかも記事にできればいいですね。ではでは。
FacebookとかLINEにつけてほしい機能
皆さまお久しぶりです。
さて、大学生になるとうすーいあさーいつながりが大量にできますよね。大体LINEとかFacebook交換するけどまったくやり取りしないか、年一くらいのやり取りな人がたくさんいるのではないでしょうか。
私は人覚えが非常に悪いので、あまりかかわりのない人だとすぐに忘却の彼方に消え去ってしまいます。特に大学でできた浅い関係を覚えるのが非常にしんどいです。
こういうとき、その人の名前の横にメモ欄とかが欲しくなります。登録した直後に、○○のイベントで話したとか、××の団体で一緒だったみたいに書き込めれば忘れないと思うんです。私みたいな記憶力薄弱人間は一定数いると思うので、あったら絶対便利だと思うんですよね。誰か作ってくれないかなあと思ってます。
もしかしたらそういうのあるんですかね? 記事を書いている段階では全く調べていませんので、あるのかもしれないです。
映画の感想『シン・ゴジラ』
久々の更新となります。まだ観ていない人はネタバレ注意です。
先日、今話題の映画のシン・ゴジラを観に行ってきました。監督がエヴァンゲリオンで有名な庵野秀明さんということで、私も少しだけ気にしてはいました。基本的にあまり映画館には行かないのですが、今回行こうと思ったのは官庁訪問中の会話があったからです。
官庁訪問中って基本的に暇なんですよね。面接と面接の間が数時間とかザラですし、軟禁状態なので特にできることもありません。みんな最初はパンフ読んでたり面接カード見直したりしているのですが、段々と雑談がメインになります。その中で一番の話題となっていたのがシン・ゴジラでした。
既に観ていた学生が口々に面白いと言うのです。彼らによれば、官僚や政治家の行動に注目すると楽しめるとのこと。特に理系の東大生が面白さを熱く語っていたのが印象的でした。とても勧められたので、官庁訪問終わったタイミングで友人たちと観に行くことにしました。
ストーリー全般について
私はそこまでゴジラについて詳しくなかったので、ミーハーな人間の感想になります。今の日本でゴジラが出現したらどうなるのかを描いた作品になると思いますが、様々な部分が凄くリアルでした。逃げずにゴジラの写真撮る人や動画投稿サイトなど、まあ現代人の行動様式に忠実に描いているなあと思いました。官僚や政治家たちの行動も非常に「それっぽい」ものになっていまして、有識者会議を開くだ何だと緊急事態に何やってるんだという印象を抱かせます。しかしながら、「これが文書主義である」という台詞が出てくるなど、政治や行政に関心のある人は単純に無能な政治家たちを描いているわけではないということが分かるような造りになっているのではないかと思います。観る人の知識によって描写の一つひとつから得られる情報が随分違うなと思いました。そういう意味ではエヴァンゲリオンとやや趣が異なるようで、ゴジラはストーリーを追うだけなら簡単ですが、わかる人はにやりとできる要素が盛り込まれていて、エヴァンゲリオンはストーリー自体がやや難解であるという違いがあるかなと思います。
ゴジラについて
いやあ絶望的な強さでしたね。どんどん形態が変化するのですが、最初は何だあの芋虫とか思ってました。私たちの見たことのあるゴジラになった辺りからもう勝てなさそうなオーラが溢れてました。ヘリコプターの機関銃なんか全然効かないし、米軍のB-2も一瞬で粉砕するし。ぶっちゃけると、官庁訪問ダメだったので霞が関を火の海にしてやれと思って観てたのですが、いざ焦土の中でゴジラが仁王立ちしているシーンでは恐ろしさしか覚えませんでした。アホなこと考えてたなあと後悔までしました。それに対抗する人類の叡智もこれまた凄いのですが、あのゴジラのインパクトは私のようなミーハーには衝撃でした。ほんとに勝てるのか最後までハラハラしっぱなしで観られました。
人間サイドについて
対する人間も負けてはいられないのですが、何というか、ほんとに現実的だなあと思いました。ゴジラの所管官庁を考えるとか、指示はどこの省庁に出されただとか、官邸でリアルに行われていそうなやりとりが多くなされている印象を受けました。特に自衛隊の運用において首相の判断を問うシーンが多く見受けられましたが、前例のない判断をするのがいかに難しいかをよく描写していると思いました。また特命チームが組まれた時の、「ここでの行動は人事考課に一切反映しない」という台詞が面白すぎました。特に、ゴジラを単に撃退するだけでなく外交戦も行う辺りが、現実を反映しているなという印象でした。
あとネットでよく批判されている石原さとみの英語ですが、私は完璧な演技だったように思います。第一言語が英語で日本語も話せる現地住みの人って、ああいう感じで話します。いやほんとに。知り合いにもあんな感じの人がいます。感服してしまいました。
まあ観てみて損はないと思う
何だかんだ言いましたが、普通に面白い映画でした。ゴジラ大好きな友人もいたく満足していたので、コアなファンもミーハーも十分に楽しめるものになっているのではないかと思います。台詞量が凄く多いので話についていくのが難しいかもしれませんが、そういう時には動きだけ追っておきましょう笑
知人の死に直面して
今年に入って、もう2人の知人のような関係の人が亡くなりました。1回目は留学中で、2回目は最近です。この知人のような関係というところが普段と違うところです。私はまだ若いので、周囲の同年代の友人の訃報にはまだほとんど接したことがありません。一方ニュースでは毎日様々な方が様々な理由で亡くなっていますが、まったく知らない人であるため、そこまで考え込むこともありません。知人のような関係だからこそ、その死には無関心ではいられず、さりとて感情的に悲しむこともないのです。
人の命というものは非常に儚いと、こうした訃報に接するたびに思います。生前どのようなことをしていても、死はいつか訪れます。死後の世界については解釈が分かれますが、今の生というものはいつか必ず失われてしまうのです。特に若い方が亡くなってしまった時に強く実感します。自分も今日の夜に死んでしまうかもしれない。明日かもしれないし、80年後かもしれない。だから何だといえばそれまでですが、自分という存在がこの世から消えてなくなってしまうというのはどんな感じなんでしょうね。
死ぬのが怖いかといえば、私はそんなに怖くないかなと思っています。ただし、今はやり残したことが多いので、死ぬのはまだまだ先がいいなあとは思いますが。死ぬことそれ自体にそれほど恐怖は抱いていません。というのも、私は無力だと思っているからです。どっかでまた記事にしたいと思いますが、そんなに私は凄い人でもないですし、社会にとって代替不可能な人間でもないです。もしここで命が絶たれてしまうとわかったら、もちろんしばらくは怒りや悲しみに囚われてしまうでしょうが、私の命運もここまでかと受け容れられると思っています。
よく明日死ぬと思って今日を生きろって言いますね。それくらいの覚悟をして生きると、毎日が充実させられそうです。まあ本当に明日死ぬことが分かったら、今すぐ官庁訪問の準備なんかほっぽって、好きな人に思いを伝えるなり美味いもの食べに行くなりします。現在の行動はいつ死ぬかわかっていない状態での最適な行動になるわけです。たとえ下積みの日々で死んでしまっても、その人は間違った行動なんてしていないと思います。
何を書こうとしたのか、よくわからなくなってしまいました。私も死というものに触れて、やや動揺しているのかもしれません。考えても死というものが消えてくれるわけではありませんが、若いうちから考えておくと突然の死またはそれに準じた出来事に動揺しなくてすみそうです。