人生短し走れよ私

人生のピークを過去に設定するにはまだ早いんじゃない?

20年間英語に苦戦しているという話(1/2)

2021年始まった早々に緊急事態宣言で、やや気が滅入ってきました。皆さまお変わりないでしょうか。

今回の記事はいつにもましてどうでもいい話ですが、今年はちょっと気合を入れて英語学習に取り組んでおります。

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私本気で英語不得意でして、天文学的な時間を費やして何とか仕事で英語を使えるレベルまで上げたのですが、その遍歴を記します。というのも、どーも周囲の人たちは私が英語得意だと勘違いしている節がありまして。別にこの記事がそういう方々に読まれるわけではないのですが、今年頑張ろうの意味も込めて今までの苦戦ぶりを思い出しておきたいと思います。割と具体的な描写ができるのも、それだけ苦戦を強いられているからです。英語なんて日本人にとってはデバフでしかないんだよ。

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中学生の頃

まあ大体中学生くらいから英語をやり始めるのが通常だった私たちの世代。今は小学校でもそれなりに授業があると伺いますが、私の田舎環境では英語は中学からが基本でした。

当時の英語の先生がまあ今考えるとあり得ないほどポンコツで、「とにかくノートは綺麗に!うっとりするほどカラフルに書きましょう!」とのたまっていたのを未だに覚えています。私が英語できないのはこいつの影響もあると割と真面目に思っています。

さて、中学1年生にして既に私は英語が不得意でした。まず過去形過去分詞形がedじゃないやつたち(なんて言うんでしたっけこういう動詞)50単語くらいでしたか、それが覚えられない。教科書を暗唱するとかいうこれまたよくわからん課題がありましたが、一向に覚えられない。覚えられないと平常点とかいうテスト以外の点数が取れないし、何なら中間期末テストもできるわけがない。そんなこんなでどうしようもない状況でした。

中学2年生の頃は諸事情ありまともに授業に出ていなかったのも相まって、英語なんかわかんねえしそれでええんやボケカスくらいに思ってました。高校受験があったら死んでいましたが、内進で高校へ進んだのでセーフ。ちなみに英語以外の成績は授業サボってた分も勉強はしていたので割と上位でした。

高校生の頃

大学受験もあるのでさすがに心を入れ替えた私。授業を真面目に聞くようになりますが、何しろ基礎ができていないので聞いても分からない。相変わらず教科書の暗唱はできないし文法も現在完了形辺りすらわからない。週1回くらいネイティブの講師が授業するようなクラスがありましたが、なんもわからない無為な50分を過ごしていました。

さて、この辺りから模試だとか試験だとか始まるのですが、英語の偏差値は45くらい。なまじ他の教科が良かったので、平均だと嵩増しされてあまり危機感を覚えませんでした。国語とか70あったので見た目は良いんですよね。

んで、そのままずるずると高2冬を迎えます。今は共通テストでしたっけ、昔のセンター試験本番の問題を当日夜に受験できるサービスを東進だかどっかがやっていたので受けに行きました。

センター英語(高2):86/200

この時点で私は無謀にも東京大学というところを志望していたわけなんですが、これは何も擁護できない。東大受験生にとってセンターとは最低85%は取るものであり、英語がこの点数な時点で他が満点でもきつい。というか2次の英語が無理。これ1年前なんですよね。衝撃的過ぎて10年前でも覚えてますよ私。

これまた諸事情で予備校に通えなかった私、英語の学習法を練りました。とりあえず文法が弱いということで、Z会の英文法語法のトレーニングだったか、その一番簡単な赤いやつを買いました。その結果、なんと私は関係代名詞すらよく理解していませんでした。逆によく86点も取れたよ。

基礎編を終えて何となく高2レベルの文法力を手に入れた私。次に基礎英文問題精講という緑色の本をやり始めます。これまた未だに覚えていますが、この本の例文を春休み中延々と音読して文法や語法を確認していました。次に同じシリーズの基礎英語長文問題精講(確か水色だった)という本を解き、何となくの基礎固めができました。

なお単語帳はシステム英単語のBasicからシステム英単語無印まで雰囲気で回しました。解体英熟語とかも買ってたのですが、そこまで手が回らないというかそれだけできたら上記のような悲惨な点数は取っていません。

さて夏休みです。8月に東大即応オープンという東大受験生が受ける模試があったのですが、その点数がまた悲惨だったのでよく覚えています。

東大英語(模試):17/120

なんかもう適当にやってるんじゃないかと誤解するレベル。これでも大真面目です。国語や理科は合格レベルだったのにこいつのせいでもうどうしようもないですよ。さて予備校に通えない私は何をしたかと申しますと、赤本の東大英語25ヵ年を全てやるという強行策にでます。出る問題だけわかりゃええんやと半ばやけになっていたような気がします。

幸い12月の段階で、一芸入試で某私大へ合格していたので、私は東大一本で準備を進めていきました。そして迎えたセンター本番。

センター英語(高3):156/200

まあまあ上がりました。他の教科はよくできたので、確か全体88%くらいだった気がします。東大は数学が死んだので落ちたのですが、英語の点数だけ供養しておきます。

東大英語(本番):54/120

死ぬほど東大英語やったので、身体が東大式になったようである程度戦えていますね。そんなわけでスタートラインからどうしようもないということが明白にわかりましたね。

書いててかったるくなったんで次回大学編へ続きます。