人生短し走れよ私

人生のピークを過去に設定するにはまだ早いんじゃない?

50円払ってコーヒーを買った話

ご無沙汰しております。寒くなって死にそうないっちーです。

今回もどうでもいい話をしていきたいと思います。

"高い"コーヒーを買った話

無人島に何を持っていくかと質問されたらコーヒーと答えるくらいにはカフェイン中毒な私。業務中もガンガン飲んでいます。エナジードリンクは甘ったるいのが好きではないので、専らブラックの缶コーヒーを飲んでいます。

私は苦い系が好きなので、このコーヒーが市販品で一番好きです。

 家ではキーコーヒーを飲んでいます。

クライアントに行くときは箱買いした缶を持っていくのですが、オフィスで働くときは持っていきません。なぜなら、タダでコーヒーが飲める自販機が置いてあるからです。小市民いっちーは無料にとても弱いので、オフィスではタダのコーヒーを死ぬほど飲んでいます。

で、この自販機なんですが、無料のコーヒー以外に50円入れると買えるコーヒーも置いてあるんですね。

よく考えてほしいのですが、無料のコーヒーの下に50円入れないと買えないコーヒーがあるわけです。誰が買うのか。無料はボタン一つで買えるのに、50円のコーヒーは50円入れないと買えないのです。誰が買うのか。私は2年間ずっとこの自販機に疑問を抱いていました。

話はいきなり堅苦しくなりますが、私たちが財を買うとき、私たちは財に対して価格以上の評価をしています。もし仮につけられた値札より価値が低ければ、その財を買うという意思決定はしないです。つまり私たちが50円払ってコーヒーを買うとき、私たちは当該コーヒーに50円以上の価値を見出しているということになります。

しかし話は簡単ではありません。今回は比較対象がいます。そう、無料のコーヒーです。この存在が50円のコーヒーの消費量を減らしてしまうのです。経済学的には無料のコーヒーを代替財と呼びます。無料のコーヒーはどれだけ飲んでも無料であるため、50円のコーヒーに何かしら特別な意味を見出さなければ買うことはないわけです。

ではなぜ自販機はこうした形で商品を提供しているのでしょうか。50円のコーヒーを飲む人はどんな奴なのか。私、気になります!

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さて、気になって仕方なかった私に、ついに購入するチャンスが生まれます。私の財布に50円玉以外の小銭がなくなったのです。

昨今のキャッシュレス社会において、御多分にもれず私も現金、特に小銭を持たなくなりました。紙幣数枚、Apple PayでQuick PayとiD、VISAとJCBPASMOを持っているため、現金onlyのお店以外では何かしらの決済手段で支払っています。

50円玉は、現金onlyのお店で950円のランチを食べたので現れました。キャッシュレスを実践している人は共感していただけると思うのですが、小銭は何とか消費したくなります。そこで私は思い出しました。あのコーヒー買えば使えるではないか。

私の頭の中では、無料コーヒーの効用<50円コーヒーへの関心+小銭なくせる嬉しさという式が成り立ち、ついに購入することとなりました。

いつもはボタンを押すだけの自販機に小銭を入れます。いつもは光らないランプがつき、購入可能であることを示しています。押して紙コップが落ちてきて抽出が始まり、そして完成しました。

無料のコーヒーと違うところ

まず色が違います。澄んだ黒色が美しいです。無料のコーヒーは泥みたいな色合いなので、これは無料ではないんだ、という主張が伝わってきます。

そして味も違います。これはコーヒーの味がします。無料のコーヒーの味は「何に一番近いかというと答えはコーヒーとなる何か」なので、厳密に言うとコーヒーではない液体です。

何より私は無料ではなく有料のコーヒーを飲んでいるという贅沢な気持ちは半端ないです。たった50円で味わえる幸福感としては最大に近いのではないでしょうか。

気になったらやってみよう

というわけで50円のコーヒーを買った話でした。ちょっと気になっていて、その気になれば確かめられる、そういった類のものは積極的にやってみることをお勧めします。私もたった50円ですが、何か色々と気づきを得られた気がします。こうしたことまで考えて50円のコーヒーを置いているのであれば、某飲料メーカーのマーケティングは半端ないですね。みんなも有料コーヒー飲んでみよう。