こんにちは。今回は会計士論文式試験の経営学について、開示結果を分析していきたいと思います。
全体の概要については以下の記事をご覧頂ければと思います。
経営学の素点等について
まずは開示結果についてまとめます。
第一問(理論)
素点:34/50
得点比率:31.1
偏差値:62.2
第二問(計算)
素点:36/50
得点比率:29.1
偏差値:58.2
合計
素点:70/100
得点比率=偏差値:60.20
まあこんなものかといったところですかね。正直疲労で頭が限界に達していたので、普段通りの力は出せませんでした。次に答案と照らしながら分析してみます。
第一問(理論)
記述以外の正解数:5/8
まず私の疲労度が如実に出ているのが、階層の数の問題を間違えているところですね笑。これを落としている受験生はそんなにいないと思います。経営学は空欄一つで偏差値が3程度変わると言われているので、受験生の皆さんはこんな非常にシンプルな問題を間違えないように気を付けてください。
記述欄に関しては作文大会なわけですが、問題1,2ともにそれほど外した解答ではないかなと思います。もちろん「慣性」「連結ピン」等のキーワードが入っていなかったりはするのですが、そこそこ点が来ているのではないかと予想します。
素点が34点なので、キーワードで5か所×3点で15点、記述で19点程度きている感じかと思われます。
第二問(計算)
正答数:18/25
ここもリアルオプションやNPV辺りを落としているところに疲労の色が見受けられます。特に言及するところはありませんが、試験終盤になると普段通りの実力を発揮するのが難しいなと思いました。
経営学まとめ
全体の偏差値は60.20と60を超えていますが、答練や模試の成績を考えると65程度取れていてもおかしくはなかったので、やや想定外だと感じました。日頃取れるようなところを落としていたり、キーワードを抜かしていたりしていたので、その辺り詰められたらもう少し取れたかなと思います。
また最後の科目ということで疲労が限界に達しており、まったく集中ができなかったので、受験生におかれましてはその要素も加味した上で戦略を立てていくと良いかと思います。以上ですべての科目の振り返りが終了しました。何かコメントや質問等ございましたら、Twitterかブログのコメント欄等でご連絡頂ければと思います。