人生短し走れよ私

人生のピークを過去に設定するにはまだ早いんじゃない?

このシャツ15000円もするぞ

皆さんは洋服を買われる時、何を参考にしていますか。その年のトレンドや今持っている服との相性、価格やデザインなどがあると思います。また好きなブランドの服を買うという人も多くいるでしょう。私も洋服を買いに行くのはとても好きです。大抵はウィンドウショッピングになってしまいますが。

さて多くの人が知っているブランドといえばユニクロがあると思います。最近は海外にも進出していまして、私もこちらのユニクロで買った製品をよく使っています。近頃はそれほど感じなくなってしまいましたが、ユニクロの製品は品質の割に安価だと言われています。それに対して、ハイブランドやデザイナーズブランドの洋服はその何倍もの値段のタグがついています。シャツ1枚で5桁は普通というお店もたくさんありますね。

今回はそんな"ブランド物"を購入する意味について考えたいと思います。服なんて着られりゃいい、腕時計なんてスマホで時間見れるからいらねえ、スーツなんて消耗品なんだからそこらへんの店で買えばいいという方も多いですが、ちょっと違った見方を紹介していきたいです。今回はなぜブランド製品は高いのかということにはあまり言及しません。興味のある方は、ウェブレン効果などで調べてみると面白いかもです。

ブランド品を身につけることの意味はいくつかありますが、大きく

  1. 自分への効果
  2. 周囲への効果

があると思います。まず自分への効果です。高いブランド製品は購入するのになかなか決心が要ります。特に腕時計などは高価なものは本当に高価なので、別にスマホでいいじゃんという考えに流されがちです。しかしそういった高価なものを身につけることによって身の回りのものを大切に扱う習慣がつきます。高価だからといって必ずしも機能性を重視したものとは限らず、むしろ品質を損ないやすいものも多いです。せっかく購入したのだからと、大切に身につけることが必要です。

また、高価なものを見ることで、ある程度周囲の人が身につけている製品の良し悪しもわかるようになります。2のところでも説明しますが、これは相手の価値観を考えるのに参考にできる情報だと思います。卑近な例では、単純に会話のネタになるということが挙げられます。相手もお金をかけているところに注目してくれるのはうれしいですから、盛り上がること請け合いでしょう。

周囲への効果としては、シンプルに自分の価値観を示せるということが挙げられます。自分が大事にしているものはこれですということが、わかる人にはわかります。これが面白いところで、知識のない相手にはまったくわかりません。例えば腕時計でいえば、オメガやロレックスは認知度100%に近いと思いますが、ハミルトンやIWCになると多少知名度が落ちます。またランゲ&ゾーネなどは腕時計に興味がある人でないと知らないと思います。つまり、そういったブランド物を身につけることで、わかる人と分かり合えます。この共感って場合によっては大事じゃないかなと思います。

個人的には腕時計やスーツ、洋服などが好きです。まあ自分が身に着けられるわけではないので見るだけなのが残念ですが。将来はちょっと良い製品を身につけられるようになりたいですね。