人生短し走れよ私

人生のピークを過去に設定するにはまだ早いんじゃない?

忙しい人のためのタイムマネジメント

1日は24時間しかないにもかかわらず、やることばかりどんどん増えていく今日の世の中です。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。今回はタイムマネジメントについて考えたいと思います。

そもそも時間がない時、それを解決するためにはどのような策が打てるでしょうか。

  • 隙間時間などを見つける(可処分時間を増やす)
  • 効率を上げる(単位時間当たりの作業量を増やす)

この2つは多くの方が実践していることではないかと思います。細かい方法はさておき、タイムマネジメントのほとんどがここに当てはまるのではないかと思います。まあこの2つについて考えてもいいのですが、今回は新たにもう1つの軸を考えます。すなわち、

  • やるべきこと自体を減らす(作業それ自体を減らす)

というものです。

そんなこと言われてもやることなんて減らせねーよバカじゃねーのという声も聞こえてきそうですが、具体的な方法について考えていきます。私はこの軸の下で、「復習時間」を減らすという手段を考案したいです。

大学受験やら資格試験やらの体験記で、誇らしげに問題集を何周回しましたとかおっしゃっている方がいます。確かにその努力や根気は素晴らしいと思いますし、いくつもの問題集に手を出すより良い方法とは思います。しかしながら、問題集を3周したという事実は、問題集を3周するまで完璧にできなかったという事実の裏返しなわけです。

復習という勉強法はあまりにもポピュラーになりすぎていて、もはや取り上げる必要もない程に浸透しています。復習の重要性は小学生の頃から言われ続け、疑うこともしない人も多いかと思われます。しかし、極論を言ってしまえば、復習なんて時間のムダなんです。もし貴方がすべての物事を一発で覚えられる記憶力を持っていたとして、英単語帳を10周もするでしょうか。しないですよね。あくまで復習は目標達成のためのツールの一つでしかないため、復習それ自体に価値はありません。そこで復習時間を限りなく0に近づけることができれば、復習していた時間分が自由な時間になります。やるべきことを減らすことで、時間にゆとりを作ることができるのです。

具体的な方法は目標によって変化すると思いますが、復習をしないようにするという決意が重要になります。分からなくても後で復習すればいいやと思って取り組むよりはるかに意識が集中できます。多くの学生は復習はとても良い方法だからと復習を勉強時間に充てています。その状態では絶対に復習が必要になります。復習なしでその場で理解するという意識を持つことで集中力が変化してくると思います。

私も4ヶ月という短い期間で国家公務員試験を乗り切りましたが、この意識は大変役に立ちました。もし自分に合っていると思われた方がいらっしゃいましたら、是非勉強法に取り入れてみてください。