胸襟を少しだけ開きたい

大学生が考えたことをつらつら書いていくブログ。本日の昼食から留学生活、勉強法から料理まで手広くカバー。

Enjoy thinking!

L'homme n'est qu'un roseau, le plus faible de la nature, mais c'est un roseau pensant.

大学生が直面するダブルスタンダード

今回はラフな口調で書くことにするね。

よく「日本の大学生は勉強しない」とか、「世界の大学生はもっと勉強している」とか言うじゃん。まあそれは確かにそうなのかもしれないし、じゃあもっと勉強しようっていう方向になるのはわかる。でも一方で、就職活動では「勉強以外に頑張ったものは何ですか」とか訊かれるわけ。え? 大学って勉強するところじゃないの? と思うわけだ。

彼らから言わせると、勉強しているのは前提でほかに何をしたかだと言うんだけどさ、その前提ラインが低すぎるわけよ。今日日単位取るなんて、勉強しなくてもいけるわけ。ここでの勉強の定義は世界の大学生の平均くらいにしておこうか。だから、勉強しろとか言われても、大多数の最終的なゴールである就職では、勉強したかどうかなんて求められないわけ。しかも、たくさん勉強に取り組んだっていったら「え? ガリ勉なの?」ときたもんだ。これ、俺の先輩の実話で、言った人事は某有名企業の人ね。こんな環境で勉強なんかするかって話になる。

それでも大学生の本分である勉強と、諸活動を両立しようとする極めて真面目な学生もたくさんいるわけ。でも24時間、人間に与えられた時間は決まっている。そうするとバイトとかしている余裕はなくなっていくよね。でも日本の奨学金制度は優れているとは言えないから、生活するため学費を捻出するためにお金を稼がないといけない人も大勢いる。やる気があるのを前提として、結局ある程度裕福な人しか様々な活動を両立するなんて厳しいよね。

というわけで、日本の大学生が勉強しないというのは、最適な戦略を選んだ結果とも言えるんだろう。これがアメリカだと面白くて、Grade Point Averageと呼ばれる平均成績を凄く見られる。俺がこっちでインターン取れたのも、このGPAが4.0だったからだと思ってる。こんな風に、学業成績が就職活動に反映されるなら学生も勉強するインセンティブが生まれるんじゃないかな。

ということは前々から述べられてて斬新さの欠片もないから、書いてても考えてても面白くない。反論だって予想できる。GPAは各大学によって捉え方が違うだとかなんだとか。

じゃあもう日本の大学生が世界のエリートを目指すのはやめようぜって思う。大学進学率が50%超えてきてるんだから、全員が全員、世界のエリートに比肩する能力があるわけないじゃん。現実的に。殊にこれからは少子高齢化で分母も小さくなるんだから、大学生=優秀なんて時代じゃないんだよ。そういうエリートさんの育成はいくつかのトップ大学に任せて、それ以外の学生は適当に4年間最後の青春を楽しんだ方がいいんじゃないかな。どうせほとんどの人は就職しても専門知識を用いることなんてないんだから、勉強してもしなくてもさして変わらないでしょ。

 

 

これに反発する方がいらっしゃいましたら、是非学業で鍛えられる力を重視して、よく勉強している大学生を再評価してあげてください。昨今勉強は一人で黙々とするものではなくなってきています。というよりむしろ、大学では友人と書物を研鑽したり自分の考えを表明したりと、コミュニケーション能力を鍛える場面も多いです。頑張って勉強中心の生活を送ってきた学生が面接で酷いことを言われる社会を、私は認めたくないです。