胸襟を少しだけ開きたい

大学生が考えたことをつらつら書いていくブログ。本日の昼食から留学生活、勉強法から料理まで手広くカバー。

Enjoy thinking!

L'homme n'est qu'un roseau, le plus faible de la nature, mais c'est un roseau pensant.

人生って生まれる前に99%決まってる

人生はよく船に例えられます。社会という荒波を越え自分で舵を取って生きていく、そういう人生は主体的だと言えるでしょう。

しかし、無数の大きな流れのうち、どの流れを行くのかは既に決められています。もちろんどの支流を行くのかは決められますが、大きな流れについて私たちに選択の余地はありません。また船の材質はどうでしょうか。補修はできるかもしれませんが、根本的な部分を変えることはできません。

私たちは自分の人生を自分で切り開いて生きているように見えて、その実選択の幅は狭いんじゃないかなと思います。まずどこに生まれるか、これは人生を大きく左右します。特に大きな争いもない平和な国に生まれるか、紛争の絶えない国に生まれるか、それは人生の経過に大きく関わるでしょう。また、裕福な家庭に生まれるのか、貧困に苦しむ家庭に生まれるのか、それだけでも今後の人生に大きな差が出てきます。

それ以外にも、身体の強さや障害の有無などなど、自分ではどうすることもできない要素が人生には溢れています。例えば私は目が先天的に良くないため、パイロットになる夢を諦めざるを得ませんでした。自分で決められるものなんて、特に若いころは、1%くらいしかないのではないでしょうか。

しかし私は、この変えられる1%に大きな意味を見出します。完全に決まっていないので、工夫の余地はあるはずです。チンパンジーと人間のDNAは1%しか違わないらしいですが、両者には大きな差があります。ほとんどの環境が既に決定されていることを容認した上でできることをしていく姿勢が、自分の決まりきった人生を変える力になるんじゃないかなあと思います。