「俺は楽しい大学生活を送りたい」
「ほう」
「そのために重要なのがサークルだ」
「うん」
「かわいい女の子達と楽しく活動したい」
「はい」
「で、どうやってサークルを選べばいいのか」
「そんなのやりたい活動から考えればいいじゃないか」
「違うんだ。俺は女の子と過ごしたいだけなんだ」
「なら簡単さ。次の3つの指標を考えてみればいい」
「それはどんな指標なんだ」
「一つ目、同級生の女の子の数。ずっと一緒に活動するわけだから、これは非常に大事な要素だ」
「まあ一般的だな」
「でも、最終的な人数は入るまでわからない」
「新歓だけ参加する人も多いもんな」
「そこで二つ目、女の先輩の数」
「まあそうなるよな」
「引退してしまうから少し過ごせる時間は短くなるが、同級生に次いで大事な要素だ」
「そうね」
「じゃあ最後の指標だ」
「同輩と先輩の数以外にあるのか」
「それは、カッコいい男の先輩・同級生の数」
「ほう」
「カッコいい男がいると、来年後輩の女の子が入ってきやすくなる」
「将来性を考えるのか」
「まあその前にお前がカッコよくなれば問題ない」
「それは厳しいな」
「あくまでも他力本願か」
「カッコよければこんなことで悩んでいない」
「それもそうだ」