胸襟を少しだけ開きたい

大学生が考えたことをつらつら書いていくブログ。本日の昼食から留学生活、勉強法から料理まで手広くカバー。

Enjoy thinking!

L'homme n'est qu'un roseau, le plus faible de la nature, mais c'est un roseau pensant.

やりがいや熱意だけでいいのか

私はあるメーリングリストに登録していまして、連日国際関係の様々なお知らせが届きます。そこには講演のお知らせやインターンシップの募集、団体の求人など様々な情報が載っています。

国際機関や団体の求人ともなると、非常に要求される能力も高いです。業務関連分野における修士号以上の学位と3年以上の職務経験、英語やフランス語で業務を遂行でき、基本的なPC技能を持ち、卓越したコミュニケーション能力が必要、みたいなことが要項に書かれています。でも、採用は契約制で1年とか2年とか。団体にもよりますが、給与もそこまで高くないところも多いようです。

私はそういう国際団体で働きたいとは特に思わないのですが、そういうレベルの仕事ができる人はもっと高収入の仕事に就けるのではないかといつも思ってしまいます。おそらくそうした方々は、自分のエネルギーを注ぐ価値のあるやりがいのある仕事を求めて応募するのでしょう。

しかし応募者の熱意ややりがいをもって、不安定な待遇を良しとしてしまってよいのでしょうか。給与や待遇が需要と供給のバランスで決定されるならば、国際機関のスタッフという椅子は少ないですから、確かに現在のような買い手市場の状態が許されるのかもしれません。しかし彼らの能力を以て行われた仕事には高い付加価値があるはずです。もし労働への対価として給与や待遇が決定するのならば、高度な専門性を持った仕事ができる彼らへの待遇は改善の余地があるかもしれません、

特に現在、国連では日本人職員の人数が少ないそうです。体感的に日本人はリスクを回避する傾向があるように思えるため、国連で業務ができるほどの能力を持った人たちは、安定した他分野で働いてしまうのかもしれませんね。