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胸襟を少しだけ開きたい

大学生が考えたことをつらつら書いていくブログ。本日の昼食から留学生活、勉強法から料理まで手広くカバー。

Enjoy thinking!

L'homme n'est qu'un roseau, le plus faible de la nature, mais c'est un roseau pensant.

(100人に1人)^2

大学1年生のキャリア関係の講義で、うちの大学のOBの言ったセリフが今でも印象に残っています。曰く、「100人に1人の能力を2つ持てば1万人に1人の人材になれる」。この講義は色々と充実していたような気もしますが、このセリフともうひとつのエピソードしか覚えていません。(100人に1人)^2とは1万人に1人の人材を上手くブレークダウンしたと目から鱗が落ちました。確かに言われてみれば当たり前なのですが、一種のコロンブスの卵のようなものを感じました。ここでは二つの要素が独立か否かとかそういう野暮なことは考えません。

最近、T字型、Π字型人間という言葉が用いられるようになりました。幅広い浅い知識と1つの深い専門性を持った人をT字型人間、2つ以上の深い専門性を持った人をΠ字型人間というそうです。100人に1人の能力を深い専門性と考えるならば、彼の言っていたことはΠ字型人間になれということになると思います。

さて100人に1人の能力とは具体的にどのようなものなのでしょうか。よく英語を話せるのは最近当たり前になりつつあると就活では言われていますが、日本人のうちどの程度が英語を使いこなせるのでしょうか。やや信用性に欠けますが、いくつかのサイトを見ると15~20%の人が英語を何とか使いこなしているようです。これでは5人に1人くらいにしかなりません。割と日本人が不得意なイメージがある英語でも5人に1人なので、100人に1人というのはなかなか厳しそうです。

私が思うのは、英語などの決まりきったものではなく、経験に裏打ちされた情報量やまだ”流行っていない”知識が該当するのではないかということです。1万時間の法則という言葉もありますが、やはり時間をかけることによって能力には相当磨きをかけられると思います。加えて、まだ流行っていないけれどもこれから使いそうな技能を鍛えておけば、100人に1人の能力を2つ持った人材に成長できるのではないでしょうか。例えばふた昔程前のPCスキルなどはそうかもしれません。今でこそ皆がパソコンを使えますが、黎明期にはパソコンを使えるというだけで重宝された時代があったと思います。そういう先を予測する力が必要ですね。

私個人は、現在統計学を専攻しています。日本にはアメリカなどと違い、統計学部がまだありません。大学院でも東京大学大学院経済学研究科の統計コースくらいですかね。統計学の知識は必要な会社や団体が自社で教えているということになります。したがって、まだまだ統計学を使いこなせる人材は多くないと考えられます。一方、情報機器の進化によって、使える情報量自体は増えているため、統計学を使える人材への需要は大きくなるでしょう。

まあ統計学自体はもう流行っているので、私は今後機械学習を勉強したいなあと思っています。AIの開発も非常に進んでおり、シンギュラリティという言葉も話題に挙がり始めています。これらの知識もこれから流行ると勝手に予想しています。

冗長になってしまいましたが、100人に1人の力を2つ習得するためには

  1. 時間をかけて磨き上げた技能
  2. 先を見越して事前に修得した技能

の2つを習得するのが良いのではないかということです。不確実な世の中を生き残れるようになりたいです。