胸襟を少しだけ開きたい

大学生が考えたことをつらつら書いていくブログ。本日の昼食から留学生活、勉強法から料理まで手広くカバー。

Enjoy thinking!

L'homme n'est qu'un roseau, le plus faible de la nature, mais c'est un roseau pensant.

俺は若い31人に勝たなきゃいけねえんだ

ラスベガスでグランドキャニオンツアーに参加したのですが、その時のドライバーさんのお話をしたいと思います。

旅行の記事はこちら。

r-siesta823.hatenablog.com

このドライバーさん、何が凄いって運転中ずーっと話し続けているんですよ。内容も豊富で、例えばダムで一時停車したときには、ダムの名前を巡る争いや発電量、その電気がどこへ供給されているのかなど。もちろんグランドキャニオンでも多くの面白い話をしてくれました。始めは録音してあるのを流しているのかと思いましたが、本当にぴったりのタイミングで話すので、リアルタイムだということに気付きました。変に訛ってもおらず、私でもかなりの内容を聴きとることができました。

もう後少しでラスベガスに着くころに、彼は良かったらレビューをネットに書いてくれると嬉しいと言っていました。曰く、彼の会社には32人のドライバーがいるらしく、そいつらとの競争に勝つために自分のサービスを良くしていきたいと。今はトリップアドバイザーなど、簡単に評価を見ることができます。彼はこうしたサイトをチェックして、次の運行につなげているんだそう。

このようなPDCAサイクルを回しているドライバーにプロ意識を感じました。私たちはバスのドライバーには基本的に運転というサービスしか求めていません。そのような中で同業者に負けないように知識を蓄え、約9時間の移動時間で新たな価値を提供していくという意識は本当に凄いと思いました。

運転には体力が必要です。同じスキルであれば若い人にやってもらうことになるでしょう。初老の彼はお役御免になってしまうかもしれない。その状況で自分に価値をつけていくということを自分の考えでやっている、そうした姿勢は見習うべきだと感じます。運転の方もスムースで、MTとは思えないほどでした。最後にチップを払ったのですが、珍しく気持ちよく払うことができました。

彼はそんなこと思っていないんでしょうが、勝手に刺激をもらうことができました。そういった意味でもグランドキャニオンに行って良かったなと思います。