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胸襟を少しだけ開きたい

大学生が考えたことをつらつら書いていくブログ。本日の昼食から留学生活、勉強法から料理まで手広くカバー。

Enjoy thinking!

L'homme n'est qu'un roseau, le plus faible de la nature, mais c'est un roseau pensant.

「みんな大変なんだよ」

ちょっと尖った記事かもしれません。紹介は控えますが、あるFacebookの投稿を見て考えたことです。

悩みや心配事を抱えている時、皆さんは誰に相談しますか? 家族や親友、はたまた彼氏彼女という方もいらっしゃると思います。私もそんな感じです。実際このアメリカでの生活は本当にストレスフルでして、たびたび友人や家族とskypeなどをしております。アメリカでの生活はまた後日に記事にできればと思います。

人と話すだけで解決する悩みや相談事は稀です。単純な悩みばかりではないので、根本的な解決まで導ける悩みはあまり多くないでしょう。しかしそれでも人に悩みを聴いてもらうと少しすっきりする。このすっきり感はどこから来るのでしょうか。私は悩みを吐き出すことと相手の共感がポイントだと思っています。

人に悩みを話す際には、自分が何について悩んでいるのかを言語化し再構成して相手に伝える必要があります。その際、なんだかもやもやした悩みが自分の中で具体化されるため、すっきりするのではないかと考えられます。個人的にこの作業は重要だと思っていて、というのも、悩んでいる本人は主観的に物事を考えがちなので、誰かに話すという過程で自分自身の中で整理ができるということは大事です。また、悩みを相手にわかってもらうこと、共感してもらうことで、少し自分の心が軽くなることもあります。自分の悩みが理解してもらえるということだけでも、行き場のない思いが共有できたと嬉しくなります。

しかし、表題のように「みんな大変だ(だから頑張れ・そんなところでグチグチするな)」というようなことを言う人もいます。これ本当に多くの人が言ってしまう一言です。私は個人的にこの一言が非常に嫌いです。上に書いたすっきりポイントのどちらもないどころか、相談者を糾弾するニュアンスがこもっているからです。

まず本当にみんなその悩みを抱えているのでしょうか。広義では抱えているかもしれません。しかし度合いは人によって異なるはずです。物事の捉え方はその人の経験などに依存していると仮定すると、その人の悩みをみんな(誰を指しているかは定かではありませんが)が同程度のレベルで持っているなんてとても言い切れないはずです。でもこの一言によってそうなってしまいます。これは客観的な姿勢ではないような気がします。また、この一言からは共感という姿勢が全く見受けられません。それどころか相手に否定された気すらします。みんな大変だ、だからこの話は終わり、はい。みたいな印象が強いです。相談者にとっては突き放されたと映るでしょう。

私も含めこうした台詞は意図せず言ってしまうことがあります。しかし相手のことを思うとあまり適切な返答ではないんだろうなあと思います。もちろんそういう返答が相手に刺さる場合もありますが、まず第一に相手の状況をよく考慮するのが大事ですね。自分も気をつけていきたいです。