人生短し走れよ私

人生のピークを過去に設定するにはまだ早いんじゃない?

近況の報告

随分と御無沙汰してしまいました。もう今年も終わりですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。久しぶりの記事になってしまったので、少し近況を記しておきたいと思います。

大学の話

現在は就活中ですが、少しだけ大学にも顔を出しています。ゼミと一般教養を1つだけ履修していますが、特筆すべきことはありません。講義のほかには、初級マクロと中級マクロ経済学のTAを2クラス分担当しています。どちらかというと、こちらの方が大変だったりします。宿題の採点や週に1回のオフィスアワーを担当していますが、就活とのスケジュール調整が厳しい時があります。まあゆるゆる働いてお給料もらえるので文句言う立場ではないです。ただ時給が最低賃金なのはどうにかならないのかと。

就活の話

こちらがメインの活動となります。官庁訪問終了後から本格的に就活を始めまして、現在は外資系企業の本選考と日系企業インターンに臨んでいます。コンサルとか金融、IT企業をメインに見ていますが、社会には色々な企業があるなと驚いています。10月には従業員数3人のベンチャー企業でのインターンも行い、数万人規模の企業から小規模な企業まで様々な働き方を勉強しています。企業に何の制限もなく潜り込めるのは学生の特権なので、志望業界に限らず色々見ていこうと思っています。せっかく就活もしているので、その様子も記事にできればと思います。

それ以外の話

留学から帰国後にルームシェアをしているのですが、最近は時間に余裕もできてきたので、自炊をきちんとするようになりました。お金がないので安い材料しか買えないのですが、それらをどう美味しく調理するかに注力しています。最近欲しいものはよく切れる包丁です。なまくらな包丁で肉を切るのは難しいです。

 

以上私の近況でした。最近このブログを読んでいる友人から更新しろよとせっつかれているので、ちょいちょい更新していきたいと思います。できないかもしれません。

私の人生は補欠なのか

先日Facebookにこのような記事が流れてきました。

citrus-net.jp

まあ記事で言われている"ポテンシャルの高い奴"がいつの間にやら外見やおしゃれになっているので、何が言いたいのかよくわからなかったのですが、人生補欠論は誰しも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

向上心をもって頑張る人ほどある種の壁にぶち当たる可能性が高くなります。スポーツしかり勉学しかり、頑張っていると必ずこいつには敵わないと思わされる奴に遭遇します。そんなときどうするかですよ。そいつがレギュラーで自分は補欠なこと、もしくはベンチにすら入れていないことも薄々自覚している。しかしゲームみたいに人生を放り投げるわけにもいきません。どうにか折り合いをつけて生きていく必要があります。

この問題は長い時間悩んできていますが、いまだに良い解答が思い浮かびません。しかしbetterな考えは思い浮かぶようになりました。

バットを持たずにボールを蹴ってみる

戦うフィールドを変えるというのは良い手かもしれません。別に野球にこだわらなくてもサッカーでも卓球でも色々あります。苦手な分野から撤退するのもひとつの手だと思います。苦手なことは他の誰かにやってもらいましょう。

視点を変えてみる

もしトップの人しかいらないならば、失業率99%になっていることでしょう。会社の数だけ社長をできる人材は求められています。世の中同業他社だらけです。上から数えて325967番目くらいでも必要とされるかもしれません。

 

最近就活をしているのですが、マッチングや相性って本当にあるんだなあと思います。そういう意味では、ある瞬間補欠であっても、次の瞬間にレギュラーになっているということも十分にあり得るんじゃないかなあと思います。記事でも言及されていますが、チャンスが回ってきた時活躍できるように日々の鍛錬は大事になりますね。

 

 

 

MOSを受けてきました

こないだMicrosoft Office SpecialistのWordとExcelを受けてきました。俗にMOSなんて呼ばれている民間資格ですね。就職活動に向けて取得する学生が多い資格のひとつです。概要はリンク先を覗いてみてください。

mos.odyssey-com.co.jp

受けた理由なんですけど、単純に暇つぶしになります。官庁訪問終わって5卒で就活始めたのですが、あの怒涛の日々がウソのように暇になりました。もちろんインターンの応募でバタバタしてはいるのですが、なんというか頭使わない生活になりました。頭は使わないと錆びる気がしたので、なんか勉強でもしてみるかと思いました。googleで「就活 資格」と検索すると、TOEICや簿記、日経TESTやMOSが便利だとわかりました。時間もあるので、頭の体操も兼ねて取っていこうかなと思ったのです。

とまあなんとも適当な理由で始めたのですが、意外と知らなかった機能も多く、普通に実用的だなあと思いました。合格には1科目10時間もやれば十分でしょう。最大のネックは受験料です。MOS2013は学割があるのですが、それを使ってなお税込8000円超えるんです。マイクロソフトは学生をなめてるとしか思えない。MOSにはエキスパートと呼ばれる上位資格がありまして、それとっても良いのですが、真剣にお金がないです。

次の目標は簿記2級ですね。私の弟がすでに簿記2級に合格しているのですが、知識ゼロからスタートで2か月で受かると言ってるのでそれを信じてまだ手を付けていません。簿記の勉強法とかも記事にできればいいですね。ではでは。

FacebookとかLINEにつけてほしい機能

皆さまお久しぶりです。

さて、大学生になるとうすーいあさーいつながりが大量にできますよね。大体LINEとかFacebook交換するけどまったくやり取りしないか、年一くらいのやり取りな人がたくさんいるのではないでしょうか。

私は人覚えが非常に悪いので、あまりかかわりのない人だとすぐに忘却の彼方に消え去ってしまいます。特に大学でできた浅い関係を覚えるのが非常にしんどいです。

こういうとき、その人の名前の横にメモ欄とかが欲しくなります。登録した直後に、○○のイベントで話したとか、××の団体で一緒だったみたいに書き込めれば忘れないと思うんです。私みたいな記憶力薄弱人間は一定数いると思うので、あったら絶対便利だと思うんですよね。誰か作ってくれないかなあと思ってます。

もしかしたらそういうのあるんですかね? 記事を書いている段階では全く調べていませんので、あるのかもしれないです。

映画の感想『シン・ゴジラ』

久々の更新となります。まだ観ていない人はネタバレ注意です。

先日、今話題の映画のシン・ゴジラを観に行ってきました。監督がエヴァンゲリオンで有名な庵野秀明さんということで、私も少しだけ気にしてはいました。基本的にあまり映画館には行かないのですが、今回行こうと思ったのは官庁訪問中の会話があったからです。

官庁訪問中って基本的に暇なんですよね。面接と面接の間が数時間とかザラですし、軟禁状態なので特にできることもありません。みんな最初はパンフ読んでたり面接カード見直したりしているのですが、段々と雑談がメインになります。その中で一番の話題となっていたのがシン・ゴジラでした。

既に観ていた学生が口々に面白いと言うのです。彼らによれば、官僚や政治家の行動に注目すると楽しめるとのこと。特に理系の東大生が面白さを熱く語っていたのが印象的でした。とても勧められたので、官庁訪問終わったタイミングで友人たちと観に行くことにしました。

ストーリー全般について

私はそこまでゴジラについて詳しくなかったので、ミーハーな人間の感想になります。今の日本でゴジラが出現したらどうなるのかを描いた作品になると思いますが、様々な部分が凄くリアルでした。逃げずにゴジラの写真撮る人や動画投稿サイトなど、まあ現代人の行動様式に忠実に描いているなあと思いました。官僚や政治家たちの行動も非常に「それっぽい」ものになっていまして、有識者会議を開くだ何だと緊急事態に何やってるんだという印象を抱かせます。しかしながら、「これが文書主義である」という台詞が出てくるなど、政治や行政に関心のある人は単純に無能な政治家たちを描いているわけではないということが分かるような造りになっているのではないかと思います。観る人の知識によって描写の一つひとつから得られる情報が随分違うなと思いました。そういう意味ではエヴァンゲリオンとやや趣が異なるようで、ゴジラはストーリーを追うだけなら簡単ですが、わかる人はにやりとできる要素が盛り込まれていて、エヴァンゲリオンはストーリー自体がやや難解であるという違いがあるかなと思います。

ゴジラについて

いやあ絶望的な強さでしたね。どんどん形態が変化するのですが、最初は何だあの芋虫とか思ってました。私たちの見たことのあるゴジラになった辺りからもう勝てなさそうなオーラが溢れてました。ヘリコプターの機関銃なんか全然効かないし、米軍のB-2も一瞬で粉砕するし。ぶっちゃけると、官庁訪問ダメだったので霞が関を火の海にしてやれと思って観てたのですが、いざ焦土の中でゴジラが仁王立ちしているシーンでは恐ろしさしか覚えませんでした。アホなこと考えてたなあと後悔までしました。それに対抗する人類の叡智もこれまた凄いのですが、あのゴジラインパクトは私のようなミーハーには衝撃でした。ほんとに勝てるのか最後までハラハラしっぱなしで観られました。

人間サイドについて

対する人間も負けてはいられないのですが、何というか、ほんとに現実的だなあと思いました。ゴジラの所管官庁を考えるとか、指示はどこの省庁に出されただとか、官邸でリアルに行われていそうなやりとりが多くなされている印象を受けました。特に自衛隊の運用において首相の判断を問うシーンが多く見受けられましたが、前例のない判断をするのがいかに難しいかをよく描写していると思いました。また特命チームが組まれた時の、「ここでの行動は人事考課に一切反映しない」という台詞が面白すぎました。特に、ゴジラを単に撃退するだけでなく外交戦も行う辺りが、現実を反映しているなという印象でした。

あとネットでよく批判されている石原さとみの英語ですが、私は完璧な演技だったように思います。第一言語が英語で日本語も話せる現地住みの人って、ああいう感じで話します。いやほんとに。知り合いにもあんな感じの人がいます。感服してしまいました。

まあ観てみて損はないと思う

何だかんだ言いましたが、普通に面白い映画でした。ゴジラ大好きな友人もいたく満足していたので、コアなファンもミーハーも十分に楽しめるものになっているのではないかと思います。台詞量が凄く多いので話についていくのが難しいかもしれませんが、そういう時には動きだけ追っておきましょう笑

知人の死に直面して

今年に入って、もう2人の知人のような関係の人が亡くなりました。1回目は留学中で、2回目は最近です。この知人のような関係というところが普段と違うところです。私はまだ若いので、周囲の同年代の友人の訃報にはまだほとんど接したことがありません。一方ニュースでは毎日様々な方が様々な理由で亡くなっていますが、まったく知らない人であるため、そこまで考え込むこともありません。知人のような関係だからこそ、その死には無関心ではいられず、さりとて感情的に悲しむこともないのです。

人の命というものは非常に儚いと、こうした訃報に接するたびに思います。生前どのようなことをしていても、死はいつか訪れます。死後の世界については解釈が分かれますが、今の生というものはいつか必ず失われてしまうのです。特に若い方が亡くなってしまった時に強く実感します。自分も今日の夜に死んでしまうかもしれない。明日かもしれないし、80年後かもしれない。だから何だといえばそれまでですが、自分という存在がこの世から消えてなくなってしまうというのはどんな感じなんでしょうね。

死ぬのが怖いかといえば、私はそんなに怖くないかなと思っています。ただし、今はやり残したことが多いので、死ぬのはまだまだ先がいいなあとは思いますが。死ぬことそれ自体にそれほど恐怖は抱いていません。というのも、私は無力だと思っているからです。どっかでまた記事にしたいと思いますが、そんなに私は凄い人でもないですし、社会にとって代替不可能な人間でもないです。もしここで命が絶たれてしまうとわかったら、もちろんしばらくは怒りや悲しみに囚われてしまうでしょうが、私の命運もここまでかと受け容れられると思っています。

よく明日死ぬと思って今日を生きろって言いますね。それくらいの覚悟をして生きると、毎日が充実させられそうです。まあ本当に明日死ぬことが分かったら、今すぐ官庁訪問の準備なんかほっぽって、好きな人に思いを伝えるなり美味いもの食べに行くなりします。現在の行動はいつ死ぬかわかっていない状態での最適な行動になるわけです。たとえ下積みの日々で死んでしまっても、その人は間違った行動なんてしていないと思います。

何を書こうとしたのか、よくわからなくなってしまいました。私も死というものに触れて、やや動揺しているのかもしれません。考えても死というものが消えてくれるわけではありませんが、若いうちから考えておくと突然の死またはそれに準じた出来事に動揺しなくてすみそうです。

国家総合職経済区分合格への戦略(人事院面接)

今年の国家総合職も2次試験の筆記が終わりました。受験された方はお疲れ様でした。今年は1次教養の数的処理が難しかったというお話を伺いました。直接問題は見ていませんが、ボーダーを見てもなかなか手ごわかったのでしょう。
さて国家総合職受験生の最後の敵は人事院面接でしょう。院卒区分ではグループディスカッションもあるみたいですが、そこについては割愛します。今回は人事院面接について書きたいと思います。

 概要と形式など

人事院面接は全体点数の3/15を占める面接で、面接官は人事院の職員1名と各省庁の職員2名の3人です。試験時間はおおむね25分程度で、成績はAからEの5段階でつけられます。E評価の受験生は足切りで不合格となります。普通の受験生はBからDに収まるのが基本で、AやEはよほどのことがないとつかないと言われています。
まあこんなわけで、よほど失敗しなければ足切りはありません。さりとてそんなに高い評価も期待できないため、筆記試験で大コケした人が大逆転するタイプの試験でもありません。無難にこなして最終合格を勝ち取りましょう。

対策について

率直に言って、人事院面接は形式的で答えるのに窮する質問はそこまで多くないと思います。大体の質問は面接カードに沿って行われ、イレギュラーな質問はあまりないようです。これは官庁訪問の存在が大きいように思えます。各省庁は採用する際に独自で面接を行うため、人事院は公務員として常識的な受け答えができるかどうかをチェックしているのではないかと思います。しかし、時たま志望省庁の職員が面接官の場合があり、その時は官庁訪問で訊かれるような内容も質問されるみたいです。


こうなると人事院面接に向けての直接的な対策は、訊かれたことに論理的に忠実に答えるということになります。具体的には質問に対する結論を最初に持ってきて、理由やサポートを付け加えていくといった感じですかね。注意すべきことは、訊かれたことに忠実に答えるというところです。たまに訊かれていることをズレた回答をする人がいますが、これは減点される可能性があります。会話もあまり弾まないため辛いと思います。これを防ぐためには、ある程度模擬面接などを通して練習することです。面接カードの記入事項はオーソドックスなため、民間企業の就活をしている人にやってもらっても良いかもしれません。


また面接カードですが、そんなに書くスペースが広くないため、ある程度のキーワードを撒いておいて、それを面接官に訊かせるのが良いでしょう。あまり字が小さいのも好ましくないと思うので、それなりの大きさではっきり書いていくのが大事です。そうすると内容の細部まで書くのが難しいため、必然的にやや抽象的な内容になります。その中にいくつかのフックを作っておくことで、質問内容を誘導することが可能です。

結論

まあ色々書いてきましたが、要するに面接官と自然なコミュニケーションが取れれば大丈夫な面接です。緊張もするとは思いますが、相手も普通の人間ですので、気軽に楽しく受けてきてください。